「日本橋」樺島正義/米本晋一/妻木頼黄/渡辺長男

タイトル日本橋
作者樺島正義/米本晋一(設計)、妻木頼黄(装飾顧問)、渡辺長男(彫刻)
設置場所東京都中央区 日本橋
製作年1911
備考重要文化財

日本橋は1603年の創建だが、江戸時代の橋は木造だったため燃えやすく何度も焼失しては改架が重ねられ、現在の橋で20代目とのこと。この20代目の石造りの橋は1911年に完成した。

1911年当時、日本橋のすぐ橋下には巨大な魚河岸があった。そして、この日本橋が架かっている日本橋川は物流の重要ルートだった。多くの船が往来していたため、通常のような多脚橋では輸送を妨げてしまう。かと言って49mの川幅を1つのアーチで結ぶ技術は当時の日本にはなかった。そこで、樺島は、日本橋を美しい二重アーチ橋として設計した。

コンクリートで二重アーチを作る技術は当時もあったが、設計の樺島正義はヨーロッパの橋を彷彿とさせる、ルネッサンス様式の石造りを選択した。米本晋一が精密な構造計算を行い、妻木頼黄は日本の顔にふさわしい装飾を構想し、渡辺長男が見事な彫刻を棲まわせた。

樺島正義の次の言葉をWikipediaから引用する。

「橋梁外観に配慮することが経済的にマイナスとなっても配慮すべきで、よく練られた外観からもたらされるものは大きく、都市の風格を整えることになる」(https://ja.wikipedia.org/wiki/樺島正義)
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