「浅草寺雷門」

2022.6 撮影
タイトル風神雷神門
作者不明
設置場所東京都台東区 金龍山浅草寺
製作年1960
備考松下幸之助寄進

浅草寺は、東京都内では最古の寺になる。創建は628年というから時は飛鳥時代。推古天皇が崩御した年にあたる。最古の日蝕の記録が残る年でもある。

雷門は浅草寺の総門であり、正式名称は風神雷神門という。総門が鎌倉時代にこの場所に移築された時に、風神雷神を配置したことから名付けられた。雷門は、火災による焼失と再建が繰り返された。特に1865年の焼失のあとは95年間も再建されないままだった。松下電器の松下幸之助が関節痛に苦しんだとき、浅草寺の祈祷により回復した。これを契機に、松下幸之助の寄進により雷門は1960年に再建された。

八脚門の様式の切妻造りの仁王門で本瓦葺き、堂々とした落ち着きのある門である。提灯が吊るされるようになったのは1795年から。1971年からは京都の高橋提灯が製作。10年ごとに新調される。

門の外に向かって風神と雷神が、裏側に天竜と金竜が配されている。

「天竜」平櫛田中/菅原安男 – パブリックアート散歩 (publisann.com)

「金龍」平櫛田中/菅原安男 – パブリックアート散歩 (publisann.com)

「風神」塩川運玉 – パブリックアート散歩 (publisann.com)

「雷神」塩川運玉 – パブリックアート散歩 (publisann.com)

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