「梁田貞譜碑」

2023.8 撮影
タイトル梁田貞譜碑
作者不明
設置場所神奈川県三浦市 城ケ島白秋公園
製作年1960

梁田貞は「城ヶ島の雨」を作曲した作曲家・音楽教師。1885年札幌生まれ。東京音楽学校で声楽と作曲を学ぶ。卒業後は音楽教師となり、東京府立第一中学校、東京府立第五中学校、成城尋常小学校、東京外国語学校、東京音楽学校、成城学園、学習院、玉川学園、東京女子体操音楽学校、港区立新星中学校などで教鞭をとる。熱血指導で知られ、生徒からは「ライオン先生」と呼ばれた。作曲家としても、「どんぐりころころ」など心に残る多くのメロディーを生み出した。

1913年、「芸術座音楽会」のための作詞が北原白秋に依頼されるが、不倫問題で傷心の白秋の筆は進まず、春から依頼されていたのに作曲担当の梁田の元に届いたのは本番の10月30日の3日前の27日だった。詩を読み込んだ梁田がようやく作曲を始めたのは10月29日で、曲が完成したのは30日当日明け方だった。

かの名曲は、僅か一晩で書き上げられた。

1960年、城ヶ島大橋の建設のため北原白秋の詩碑がこの地に移設されたときに、梁田の譜碑が隣に作られた。

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