
| タイトル | 医学博士武谷廣先生 |
| 作者 | 不明 |
| 設置場所 | 福岡市東区 九州大学病院 |
武谷廣は1875年福岡生まれの医学者。1894年に福岡県立尋常中学校修猷館、1898年に第一高等学校、1903年に東京帝国大学医学大学を卒業した。武谷は内科医なので、ベルツの指導も受けたものと思われる。エルヴィン・ベルツはドイツ人医師で、1876年から1902まで東京帝国大学で内科を中心に指導した。

「エルヴィン・ベルツ」長沼守敬
2023.5 撮影タイトルエルヴィン・ベルツ作者長沼守敬設置場所東京都文京区 東京大学本郷キャンパス製作年1907碑文は次の通り。ベルツとスクリバで共同である。東京大学名譽教師ベルツ先生(在職1876〜1902) 同スクリバ先生(在職188…
武谷は1906年に政府の指示で内科学を学ぶために3年間ドイツに留学した。1910年に博士号を取得。同年、京都帝国大学福岡医学大学第二内科教授に就任する。京都帝国大学福岡医学大学は、東京帝国大学医学学校、京都帝国大学医学校に続き、全国3番目の帝国大学医学学校として1903年に開設された学校。1911年に福岡医学大学は九州帝国大学に移管され、九州大学医学につながっていく。武谷は、第二内科教授を26年つとめた。臨床を大切にし、詳細な臨床観察と的確な動物実験をもって研究を進める医学者で、九州大学医学部内科の基礎を築いた。その人徳が偲ばれる胸像だ。

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