

| タイトル | 狛件 |
| 作者 | 不明 |
| 設置場所 | 東京都港区 長祐山承教寺 |
| 製作年 | 1932(奉納) |
これは狛犬ならぬ狛件(こまくだん)。件(くだん)は未来の予言を告げる謎の妖怪。江戸時代後期に出現した。とても正直な幻獣で、疫病などの災厄を予言し、厄除招福の方法を人々に伝える。件は人間の顔に牛の体をした半人半牛の姿であり、人偏に牛の「件」の漢字そのままである。
この承教寺の狛件は、不気味さの中に人の良さが滲み出ているような人面牛。見ていてほんとに楽しい。
内田百閒に「件(くだん)」という小説がある。ある日、突然、件になってしまった男の話。皆に予言を求められ困惑する。とても面白い小説だった。

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