
| タイトル | 横浜の今昔 |
| 作者 | 山下清 |
| 設置場所 | 横浜市中区 横浜マリンタワー |
| 製作年 | 1961 |
横浜マリンタワーに設置されている山下清の壁画。横浜の今と横浜の昔が対になって描かれている。この作品は「横浜の今」ということだが、製作されたのが1961年なので、それでも今から遡ると50年以上は経過している。説明書きは下の通り。
山下清 作
「横浜の今昔」
作品紹介
1961年、横浜開港100周年事業として完成した横浜マリンタワーのエントランスホールともいえる吹き抜けの大空間に描かれた放浪の天才画家 山下清のモザイク壁画
左右二面の構成により横浜の「今」と「昔」を表現しています
この左側の壁画には、1961年当時の横浜の「今」が描かれています
海側から見た大桟橋を中心に、接岸する大型船、桟橋を歩く人々、ビルの上に広がる空には、雲の間にアドバルーンと飛行機、のびやかな横浜の風景が広がっています
横浜の大さん橋は1892年にイギリス波止場を延長する形で建設が始められ、1894年に竣工。メリケン波止場と呼ばれた。関東大震災で大きな被害を受けるが、復興し、拡張が重ねられた。また、1945年にアメリカ軍に接収されるが、1951年に返還される。この作品は、歴史を重ねたメリケン波止場の爽やかな賑わいをいきいきと写し取っている。じわじわと懐かしさに似た感情が心に降りてくる。
大さん橋は大規模改修のための国際コンペが行われた。660件の応募から、アレハンドロ・ザエラ・ポロとファッシド・ムサヴィの設計が選定され、2002年に竣工。全面が木のデッキで覆われたデザイン性の高い桟橋が姿を現した。山下清の描いた風景は、ノスタルジーの中にしか残っていない。


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