
| タイトル | 時をつなぐ |
| 作者 | 前川國男(建築物設計) |
| 設置場所 | 東京都中央区 三井住友銀行呉服橋店 |
| 製作年 | 1952 |
| 備考 | 旧日本相互銀行本店ビルの鉄骨柱染接合部(実物) |
前川國男は1905年生まれ新潟出身の建築家。日本のモダニズム建築の中心的な存在だった。モダニズム建築とは、近代より普及が進んだ鉄・ガラス・コンクリートの大量生産を基盤にした建築様式。過度な装飾を施さず、シンプルな機能美を追求した。その建築物は「白い四角い箱」のようだとも言われる。代表的な建築物といえば、ル・コルビュジエが設計した国立西洋美術館があげられる。
前川國男は、1928年に東京帝国大学工学部建築学科を卒業したその日の夜に日本を離れ、大連からロシアに入り、シベリア鉄道に乗ってフランスに到着すると、そのままル・コルビュジエの事務所に入所する。日本人として初めての、ル・コルビュジエの弟子になった。ル・コルビュジエのもとでモダニズム建築の真髄を学んだ前川は、1930年に戻ると建築家として力を発揮し、木村産業研究所、神奈川県立図書館・音楽堂、国際文化会館、弘前市役所、京都会館、埼玉会館、東京文化会館など、多くの名建築を残した。また、そのアトリエからは、丹下健三、木村俊彦ら日本建築界を代表する俊英が育った。
このモニュメントは旧日本相互銀行本店ビルの鉄骨部材。旧日本相互銀行本店ビルは1952年竣工のモダニズム建築を具現するような名建築で、日本建築学会賞、DOCOMOMO選も受賞した。老朽化のため、2008年に解体された。この鉄骨モニュメントにも、シンプルで質実剛健なモダニズム建築の味わいを感じる。

パブリックアート散歩 – Google マイマップ
ブログ用地図


コメント