タイトル | 母子像 |
作者 | 吉田芳夫 |
設置場所 | 東京都千代田区 浜田病院 |
製作年 | 1967 |
吉田芳夫は1912年生まれ、1989年没の彫刻家。吉田は島村家10代目の島村俊明を祖父に、木彫界に名を残した吉田芳明を父に持つ島村流12代にあたる人物だ。島村流は左甚五郎が始祖とされる家系で、石川家、後藤家と並ぶ江戸の彫刻の3大系譜とされる。ただし左甚五郎は人物が特定できず、職人集団のユニット名とされている。八手三郎のようなものだ。
吉田は、佐藤忠良、舟越保武、本郷新、柳原義達、山内壮らと新制作協会彫刻部を立ち上げ、創立会員として彫刻の新しい波を起こした。
この母子像は、母の優しさが伝わる暖かい作品。動きのある構成に伝わるものがある。
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