タイトル | 寿人遊星(寿老人) |
作者 | 山下恒雄 |
設置場所 | 東京都千代田区 東京メトロ九段下駅 |
備考 | 神田アート七福神 |
山下恒雄の遊び心ある彫刻作品。これは寿老人なのだが、頭が極端に長く異相を示している。寿老人は南極老人星(カノープス)の化身。全天周の恒星の中でも太陽とシリウスの次に明るい。原理的に、北半球では北緯37度18度以北で見ることができない。日本では東北地方の北部より緯度が上の地域は顔を出さず、東京や京都でも最大に昇って地表から2度〜3度くらいなので、かなり見るのは難しい。地表に近いので赤く見え、南に顔を出すので中国では南極老人星と呼んだ。
大気の状況で屈折率が変わり、普段見えない地域でもわずかに顔をだすことがある。中国では、この星が見えると平和が訪れる兆しだと言い伝えられている。
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