「前島密先生 郵便発祥の地」青山石勝(1871〜)

2022.7 撮影
タイトル前島密先生 郵便発祥の地
作者青山石勝
発祥年1871〜
設置場所東京都中央区 日本橋郵便局
製作年1962

前島密は、1835年新潟生まれ。明治維新を幕府の役人として30代で経験するが、ご維新では目立つことはなかった。前島はアイディアマンだったようで、時の将軍・慶喜に漢字廃止を建議したりした。明治に入り京都から江戸に遷都したのも前島の建議からであり、鉄道敷設も提案した。前島は郵便についても立教大学創設者のチャニング・ウィリアムズから学んでおり、1871(明治4)年に、前島の発議により東京〜大阪間の官営の郵便事業がはじまり、前島がその長となった。「郵便」「切手」「葉書」などの言葉も前島が選んだ。

それだけでなく、為替、貯金も前島により広がり、後には新聞や電話の始まりにも力を発揮した。教育者としては早稲田大学2代目学長、見事な人生である。

この像は、郵政事業発祥の地として製作された。1871年にここ江戸橋南詰に郵便・輸送行政を専管した官庁「駅逓司」と取扱機関「東京郵便役所」が設置された。

青山石勝は江戸時代から続く石材店。現、石勝エクステリア。

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