「THE FAMILY」エットーレ・ソットサス

2023.7 撮影
タイトルTHE FAMILY
作者エットーレ・ソットサス(Ettore Sottsass) 🇦🇹オーストリア 🇮🇹イタリア
設置場所横浜市神奈川区 ポートサイド中央交差点

エットーレ・ソットサスはイタリアの建築家・インダストリアルデザイナー。1917年にオーストリアのインスブルックで生まれ、建築家だった父の転居に伴いイタリアのトリノに移る。トリノ工科大学を卒業後、第二次世界大戦ではイタリア軍兵士として従軍し、ユーゴスラビアの収容所で終戦を迎える。

戦後、ソットサスはデザイン事務所を開業し、建築設計や展覧会出展などの仕事をしていたが、1958年にタイプライター製造メーカーのオリベッティ社と契約し、タイプライターの工業デザインを請け負う。ソットサスが1958年にデザインしたタイプライター「トテム」、1959年にデザインした大型コンピュータ「エレア9003」はイタリアのデザイン賞を獲得し大きな評判を取った。1969年のタイプライター「ヴァレンタイン」は真っ赤なケースを使ったポップなもので、これも大ヒットとなった。

60年代からソットサスは様々な工業デザインを手がけるようになり、ポルトロノヴァ社の家具、フィオルッチやエスプリなどの店舗内装、マンデッリ社の工作機械、ブリオンヴェガ社のテレビ、ウェラ社の家電、トーヨーサッシの窓枠などをそのポップな感性でデザインし、時代を牽引した。

みなとみらいの街頭に立つ「THE FAMILY」は、ある家族を模したものだろう。右の青が母で、左の白が父で、真ん中の黄色が子どもだろうか。明るく鮮やかな色彩、楽しく安心な形。このモニュメント一つで街の明度が上昇し、心が安まる空間を作り出している。

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