「電信創業の地」(1869〜)

2023.10 撮影
タイトル電信創業の地
作者福島市
設置場所横浜市中区 横浜地方検察庁
製作年1963
発祥年1869

この石碑は、1869年(明治2年)に、日本で初めて電信が行われた記念碑。横浜と東京の間で電報が取り交わされた。碑文は下記の通り。

電信創業の地

明治2年(1869)12月25日、この場所にあった横浜電信局と東京電信局の間にわが国ではじめて電報の取扱が行われました。

昭和38年11月25日
日本電信電話公社

当時、東京の築地の鉄砲洲には運上所と言われる貿易拠点があった。運上所は現在の税関の前身となる組織で、幕末の開港時ににまずは長崎、横浜、函館に開設され、その後築地、神戸、大阪と、順次開かれた。当時は貿易を巡るトラブルも続発していた。

日本初の電信は、築地の運上所と横浜の裁判所を結ぶためのものだった。横浜の裁判所は1868年に開設されたが、江戸は無血開城の前でありまだ裁判所がなく、東京に裁判所ができるのは、1871年のこと。築地で発生した問題について、運上所が既に稼働していた横浜の裁判所に見解を確認していたということがわかる。

幕末は、貿易が開かれ、さまざまな文化やシステムが流れ込んできた。裁判所もしかり、電信もしかり、本当に大変な時代だったと思う。よくぞ、乗り切ってくれたなあと先人の皆さまには驚かされる。

築地側にも碑がある。

「電信創業之地」(1869〜)
2022.10 撮影タイトル電信創業之地作者不明設置場所東京都中央区立あかつき公園付近製作年1940、1978(移転)発祥年1869〜説明板は次の通り。電信創業記念碑の由来 明治2年9月19月(大陽暦10月23日)横浜裁判所と東京築地運上所…
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