
| タイトル | カンガルー(博多人形) |
| 作者 | 永野繁大 |
| 設置場所 | 福岡市博多区 福岡市営地下鉄福岡空港駅 |
福岡空港に展示されているカンガルー。「博多人形伝統工芸士 永野繁大」と書かれたカードが添えられている。
博多人形は、400年以上の伝統を持つ福岡名産の素焼き土人形。粘土で原型を作り、粘土または石膏で型をとり、その型に粘土を詰めて複製をつくり焼成する。そして胡粉、または化学塗料により白く着色し、彩色して仕上げる。代表的なジャンルは、能もの、歌舞伎もの、美人ものなど。
永野繁大は1976年生まれの博多人形師。九州大学理学部在学中に「博多人形師体験講座」を受講したことがきっかけで人形師の道を歩み、大学を中退して人形作家になった。博多人形といえば和装の美人を連想しがちだが、永野の作風は一風変わっている。
回転台の上で回るフィギュアスケート選手、セーラー服の女子高生、女性アイドル、妖怪、アニメキャラクターなど、異色の作品を次々に発表している。動物シリーズも得意ジャンルのひとつ。
このカンガルーは、リアルで今にも動き出しそう。穏やかな表情がこぼれ落ちている。

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