「IKE BUS」ドーンデザイン研究所/水戸岡 鋭治

2026.6 撮影
タイトルIKE BUS
作者ドーンデザイン研究所/水戸岡鋭治
設置場所東京都豊島区
製作年2019

IKE BUSは2019年から運行されている池袋を周遊する赤い電動バス。デザインを、鉄道デザインのレジェンド・インダストリアルデザイナーの水戸岡鋭治が担当した。最高時速19kmでゆっくりと豊島区役所やサンシャインシティなど区内の拠点を巡る。真っ赤で可愛いデザインに、10輪のタイヤが印象的。車内のデザインもかなり凝ったもので1台1台それぞれ違う。

水戸岡鋭治は1947年岡山生まれ。県立岡山工業高等学校インテリア科卒業後、大阪のデザイン会社に就職、3年勤めて退社し、実家の家具店を継ぐ。店の傍らデザインの仕事も請け負う。24歳の時に大阪の旧職場の紹介でミラノのデザイン会社に就職。4ヶ月で退社し、その後1年半かけて、ヨーロッパを鉄道で回る。帰国後、ドーンデザイン研究所を設立した。

水戸岡は、発足まもないJR九州と親交を深め、1988年にキハ58系・キハ28系を改造した「アクアエクスプレス」をデザイン、1991年のキハ200系気動車、1992年の787系「つばめ」、1995年に838系「ソニック」、2000年に885系「かもめ」、2004年に九州新幹線「つばめ」、同年のキハ40系「いさぶろう」「しんぺい」「はやとの風」、2009年のキハ125形「海彦山彦」など、次々にJR九州の独創的な車両を開発、2013年には豪華寝台列車「ななつ星」の運行が開始された。この他、岡山電気軌道、和歌山電鐵、富士急電鉄、小田急電鉄でも斬新な車両を開発し、列車だけでなく、駅舎などの建築物、バスなどの車両も数多く設計した。

2026.6 撮影
2026.6 撮影
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