
| タイトル | QUIECENT ELAN |
| 作者 | 山本一樹 |
| 設置場所 | 神奈川県藤沢市 遊行ロータリー交差点 |
| 製作年 | 1990 |
山本一樹は1957年、東京生まれの彫刻家。1987年、東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程を満期退学。現在は、静岡文化芸術大学名誉教授を務める。
この「QUIECENT ELAN」は遊行寺の入り口にあり、作品のモチーフは遊行寺の鐘に羽が生えた姿だという。
「QUIECENT」は英語で「静」、「ELAN」はフランス語で「動」。異なる言語で反対の概念を対比させている。そして動かない鐘と羽ばたく翼。静と動。遊行寺は鎌倉時代に一遍聖人が開いた寺。一遍は日本全国を廻って踊り念仏を広め、疲弊した庶民を救った。揺るがない信仰の信念と、何処へでも出かけて踊る身軽さ。飛んでいってしまいそうな軽薄な心と、石のような頑固な心。不動の鐘と軽やかな翼。いろいろな対比が重層的に楽しめる作品だと思う。

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