「大谷藤郎先生」澄川喜一

2023.7 撮影
タイトル大谷藤郎先生
作者澄川喜一
設置場所東京都東村山市 国立ハンセン病資料館
製作年2013

国立ハンセン病資料館に設置されている大谷藤郎の像。澄川喜一の手による。

大谷藤郎先生(1924~2010)

滋賀県に生まれる。1952年京都大学医学部卒。学生時代に同大皮膚科特別研究室の小笠原登助教授のもとでハンセン病患者と触れ合う。1959年厚生省入省、1981年同医務局長、1983年退官。
1988 年藤楓協会(現社会福祉法人ふれあい福祉協会)理事長、1993 年藤楓協会創立40周年記念事業として高松宮記念ハンセン病資料館を開設、初代館長。1994年に提示した「らい予防法」廃止についての私見(大谷見解)は、1996年「らい予防法の廃止に関する法律」制定の契機となる。誤った隔離対策と、患者の苦難の歴史を後世に伝え、偏見・差別の解消と社会との共存を目指した。
1993年レオン・ベルナール賞、2007年東京弁護土会人権賞受賞。

2013年6月25日
国立療養所多磨全生園入所者自治会
制作 澄川喜一

長く続いた不当な隔離政策に勇気を持ってNOを突きつきけたその信念は、ハンセン病問題に風穴を穿ち、差別に立ち向かうあらゆる人々の勇気を鼓舞した。その誠実で芯の強い人間性が銅像にも表れているように思う。最大の敬意を持って改めて心に刻みたい。

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