「浮谷竹次郎先生像」藤野舜正(天光)

2023.6 撮影
タイトル浮谷竹次郎先生像
作者藤野舜正(天光)(彫刻)、小暮青風(題字)、富川進(撰・書)
設置場所千葉県市川市市民会館
製作年1967

碑文は下記の通り。

 故従五位勲四等浮谷竹次郎先生は明治20年9月24日、市川町大字市川新田の地に生まれ、幼くして英才の誉高く長じて北海道大学に学ばれた。
 大正14年、郎党に推されて町会議員となり、次いで県議会議員、町長等を歴任、昭和9年11月市制施行に伴い、初代市長に就任、以後8期、22年の長きにわたり市政を担当され、その間、高潔な人格と卓越した政治的手腕とにより、本市発展の基盤を築かれた。戦後の社会秩序の回復、海岸埋立による工業用地の造成、大企業誘致による財政基盤の確立、文教施設の整備、環境衛生施設の拡亢、消防施設の近代化等、重要施設の実現に努め、市民の福祉向上に全生涯をかけられ、一方、全国市長会副会長、同相談役、千葉県市長会長等の要職につかれ、地方自治の振興発展に尽くされた。
 昭和39年12月病を得、市長を辞任、40年3月8日他界された。齢77歳。
 先生の遺された業績はまことに偉大であって、市長の感謝敬慕措く能わざるところ、乃ち市民有志相図り、その肖像を刻して功績を顕彰し、以て追懐のよすがとする。

昭和42年4月
市川市長 富川進  撰ならびに書

浮谷市長は、「ケンカ竹」の異名を持つ政治家。信念を曲げず、強いリーダーシップを発揮した。その眼光を、藤野天光が鋭く切り取っている。

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