
| タイトル | 大地(シベリア強制抑留死没者千葉県慰霊碑) |
| 作者 | 吉野毅 |
| 設置場所 | 千葉市中央区 千葉公園隣接地 |
| 製作年 | 1996 |
下記の碑文が添えられている。
鎮魂
悲惨を極めた第二次大戦は、日本が連合国のポツダム宣言を受諾して終結した。しかし、多くの将兵は、極寒の地シベリアなどに抑留され、長期にわたり、労役に就かされた。
戦友の多くは、厳しい環境のなかで病と戦いながら望郷の思いも空しく、凍土のなかで永遠の眠りについている。
亡き同胞の昔日の思いを偲び、世界恒久平和を祈念し、この碑を建立する。
財団法人 全国強制抑留者協会千葉県支部連合会
1996年3月吉日
第二次世界大戦で日本に勝利したソビエト連邦は、捕えた兵士や民間人などの日本人を理不尽に抑留し、収容所に入所させ、シベリアやカザフ、キルギス、ウズベクなどで強制労働に従事させた。その数は57万5000人とされている。極寒の地で粗末な食料しか与えられず、重労働を強いられた。過酷な環境と空腹のため、5万5000もの人が尊い命を落とした。抑留の期間は3〜4年、長い人では11年もの期間にわたって抑留は続けられた。
このサイトで登場する彫刻家でも、佐藤忠良、堀口泰造の2人はシベリア抑留を体験している。なお、向井良吉はラバウルで終戦を迎え、オーストラリアの管理下で1年間のラバウル抑留を体験した。
この慰霊碑には、吉野毅が起用されている。その女神のような眼差しは、抑留者が渇望した故郷の大地の豊穣さを具現しているように感じる。
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