「カリュアイの柱」江口週

2023.5 撮影
タイトルカリュアイの柱
作者江口週
設置場所東京都府中市 府中の森公園
製作年1988

江口週は1932年、京都生まれの彫刻家。1956年、東京藝術大学卒業。ダイナミックな木彫の抽象彫刻を得意とするが、この「カリュアイの柱」のように、屋外のブロンズ作品も見ることができる。

カリュアイは古代ギリシャのペロポネソス半島の地名。神殿などの建物の支柱として使われる着衣の女性の立像はカリアティード(女性柱)と呼ばれるが、カリュアイがその語源となっている。兵役で敗れ、女性たちが重い梁を支えさせられた故事からきていると言われる。

この「カリュアイの柱」は、神殿の柱になった女性像を抽象的に表現したものと思われる。わずかな胸のふくらみと足元の裾を感じる。天を支えるように力強い。

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