「古河市兵衛之像」

2029.4 撮影
タイトル古河市兵衛之像
作者不明
設置場所東京都中央区 コレド室町2
製作年2014

古河市兵衛は江戸末期から明治に活躍した実業家。古河財閥の創始者。1832年京都生まれ。9歳から奉公に出されるが奉公先だった小野組が倒産。市兵衛は無一文になるが、1875年に小野組から新潟県の草倉銅山の払い下げを受けて銅山経営に乗り出す。さらに山形県の幸生銅山、八総銅山、九十郎畑銀山を手に入れ、1877年に足尾銅山を買収する。足尾銅山は掘り尽くされた山と思われていたが、市兵衛は大鉱脈を発見し、日本の銅の半分を産出する大鉱山となった。のち、精銅産業や水力発電も手がける。

この地は、1877年に古河市兵衛が住居兼古河本店として本拠にした場所。市兵衛はちょんまげを愛好し、新政府の散髪脱刀令は1871年だったが、1900まで髷を切らなかった。晩年には、鉱毒が問題として浮かび上がってくる。

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