

タイトル | 伊勢佐木町ブルース歌碑 |
作者 | 不明 |
設置場所 | 横浜市中区 伊勢佐木町モール |
製作年 | 2001 |
「伊勢佐木町ブルース」は1968年に発売された青江三奈の7枚目のシングルレコード楽曲。青江は、1966年のデビュー曲の「恍惚のブルース」が80万枚のヒット曲となったが、その後なかなかヒットに恵まれなかった。1968年にデビューにも関わった川内康範が作詞を担当し、鈴木庸一が作曲を手がけた「伊勢佐木町ブルース」が100万枚の大ヒットとなり、青江三奈の歌手としての存在感を決定づけた。
「伊勢佐木町ブルース」はこの年の「第10回日本レコード大賞」歌唱賞、「第1回日本有線大賞」スター賞、「第1回全日本有線放送大賞」優秀スター賞を受賞した。青江は同年の「長崎ブルース」でも120万枚のセールスをあげ、翌年、150万枚を売った「池袋の夜」で「第11回日本レコード大賞」歌唱賞を、史上初めて2年連続で受賞した。
この伊勢佐木町ブルースには、特徴的な「吐息」が入り、かなり色っぽい味付けになっている。その妖艶な雰囲気がこの街に合っていたのだろう、ご当地ソングとしても地元で親しまれた。2000年に亡くなった青江三奈を偲び、2001年に地元商店街の力でこの歌碑が建てられた。ボタンを押すと、「伊勢佐木町ブルース」の楽曲が1分間流れる。銅板に刻まれた楽譜は鈴木庸一の手書きのものを刻んだ。また、「伊勢佐木町ブルース」題字と青江三奈の名前は青江の夫の花礼二がしたためた。裏面には、ミナト横浜を代表する楽曲50曲のタイトルも記されている。
碑の後ろにある映画風の「青江三奈看板」は手書きであり、数年に一度書き換えられているそうだ。
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