
タイトル | 幻の門 |
作者 | 不明 |
設置場所 | 東京都港区 慶応義塾大学三田キャンパス |
製作年 | 1913 |
この「幻の門」は正式には東門といい、かつては正門だった。島原藩中屋敷跡地に移転した当初、ここに木製の正門が設けられた。老朽化がすすんだため、1913年に花崗岩製の門柱を持つ近代的な門として生まれ変わった。当初は鉄扉もあったようだ。1959年に南館が完成し南の門が正門になったので、こちらは東門になった。
大正時代の、自由でロマンあふれる建築。上品さと力強さを兼ね備えている。門の名前の由来は1933年に製作されたカレッジ・ソング「幻の門」によるという説が有力。作詞は塾員の堀口大學、作曲は山田耕筰で、ワグネルソサイエティと応援団による共同企画だった。今でも、「幻の門ここすぎて叡智の丘にわれら立つ」と歌い継がれている。
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