
タイトル | HIS MASTER’S VOICE |
作者 | 不明 |
設置場所 | 東京都新宿区 ビクターエンターテイメント株式会社 |
この犬はニッパーという。イギリス人画家のフランシス・バロウドの絵画に登場する。ニッパーのもともとの飼主は、イギリスの風景画家・マーク・ヘンリー・バロウドだったが、病気で亡くなったため、弟のフランシスが引き取った。フランシスが、たまたま録音してあった兄の声を蓄音機でかけたところ、怪訝な表情で懐かしそうにその音に聞き入る姿を、「HIS MASTER’S VOICE」という絵画にした。亡き主人を懐かしむその姿は人の心をうつ。ニッパーは、1900年にグラムフォンの商標となり、日本ではJVCケンウッドなどがこの商標を使っている。
なお、レコード販売のHMVは、「HIS MASTER’S VOICE」の略である。
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