
タイトル | 亜古 |
作者 | 佐藤忠良 |
設置場所 | 東京都清瀬市 キヨセケヤキロードギャラリー |
製作年 | 1964 |
この作品のモデルは、朝倉摂の一人娘の亜古さん。朝倉文夫の孫にあたる。佐藤忠良は東京藝術大学で朝倉文夫に彫刻を学んだ。佐藤は恩師と公私ともにつきあいが深かったようだ。摂が、幼い亜古ちゃんを佐藤忠良の家に置いて仕事に行くこともあった。この「亜古」は、忠良がお風呂に入れた時に、逃げ回る亜古さんを作品にしたもの。朝倉文夫には亜古をモデルにした作品はないが、佐藤忠良は30作品ほど製作したという。
佐藤忠良は、女性像を得意にしていたが、子どもの魅力を引き出す秀作も多い。この作品もたいへん微笑ましい。
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