「亜古」佐藤忠良

2022.11 撮影
タイトル亜古
作者佐藤忠良
設置場所東京都清瀬市 キヨセケヤキロードギャラリー
製作年1964

この作品のモデルは、朝倉摂の一人娘の亜古さん。朝倉文夫の孫にあたる。佐藤忠良は東京藝術大学で朝倉文夫に彫刻を学んだ。佐藤は恩師と公私ともにつきあいが深かったようだ。摂が、幼い亜古ちゃんを佐藤忠良の家に置いて仕事に行くこともあった。この「亜古」は、忠良がお風呂に入れた時に、逃げ回る亜古さんを作品にしたもの。朝倉文夫には亜古をモデルにした作品はないが、佐藤忠良は30作品ほど製作したという。

佐藤忠良は、女性像を得意にしていたが、子どもの魅力を引き出す秀作も多い。この作品もたいへん微笑ましい。

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