タイトル | トワイライトオベリスク(Twilight Obelisk) |
作者 | フィリップ・キング(Fhilpp King) |
🇹🇳チュニジア 🇬🇧イギリス | |
設置場所 | 千葉市美浜区 幕張メッセ西広場 |
製作年 | 1989 |
フィリップ・キングは1934年チュニジア生まれ。ケンブリッジ大学に進学するためにロンドンに渡り、そこで美術に目覚める。10歳年上のアンソニー・カロに師事し、カロとともに巨匠ヘンリー・ムーアのアシスタントとなる。そして、1960年代にイギリスで勃興したニュー・ジェネレーション・スカルプチャーを、カロとともに牽引する。ニュー・ジェネレーション・スカルプチャーは、図形や直線、曲線など、意図された構成を持つ抽象彫刻のムーブメント。
トワイライトとは夕暮や日の出前などの薄明りの時間帯のこと。その語源は2つの光で、斜光のオレンジ色と宵闇の黒が並立するから。キングの「トワイライト・オベリスク」は、黄昏のオレンジに照らされる記念碑と街の佇まいを象徴的に描いている。幕張メッセの大イベントの喧騒も鎮まり、夕陽が穏やかに一日の終わりを祝福しているような、そんなイメージが湧いてくる。
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