「やすらい」桜井祐一 - パブリックアート散歩

桜井祐一は1914年山形県米沢市生まれ。戦中から戦後にかけて、写実的な作品を多く発表し評価された。型にはまったポーズではなく、モデルの自然な動きをいきいきと活写した。

この作品も、足の組み方や手の置き方、見上げる顔の角度など実に自然で引き込まれる。

山形は、新海竹太郎はじめ、この桜井祐一、佐藤助雄、峯田義郎、峯田敏郎、高橋剛、加藤豊、新海竹蔵、山本豊市、千野茂、吾妻兼治郎、松田重仁など、力のある彫刻家を輩出している。