「宇宙と子どもたち」井上信道 - パブリックアート散歩

横浜駅西口の、金色に輝く目立つ女性像。この作品を製作した時期に開催されていた横浜博覧会のテーマが「宇宙と子ども」だったことから井上はモチーフとして選んだ。

この作品は、もともとは金泥で仕上げられていた。金泥は金箔をにかわで溶いたもので、時間とともに茶色に変化していく。そこで、2006年に駅改修のため一時撤去された時に金箔が上に張られた。

手足も首も伸ばし切った晴れやかな作品。宇宙は未来にある。　　

金泥も味があるので、そちらも見てみたかったなあ。