「アコーディオン弾き」オシップ・ザッキン

2022.7 撮影
タイトルアコーディオン弾き(L’accordeniste)
作者オシップ・ザッキン(Ossip Zadkine)
🇷🇺ロシア 🇫🇷フランス
設置場所大阪市中央区 御堂筋彫刻ストリート
製作年1962

オシップ・ザッキンは1890年にロシア帝国(現在のベラルーシ)に生まれた。母の実家のあるイギリスで造形や英語を学ぶ。1909年にフランスに渡り、エコール・ド・パリの作家として活躍。ピカソやモディリアーニ、藤田嗣治などと交流を結ぶ。

この作品は、キュビズムの面白味がよく出ている。平面的にデフォルトされているが、アコーディオン弾きの躍動が伝わる。1960年に「芸術国家大賞」を受賞し、名実ともに評価が高まった時期であり、胸を張ったモデルの動きにそれが現れているようだ。

ザッキンは藤田との交流を通じて日本の二科会の海外会員になり定期的に作品を出品するなど、日本ファンとしても知られている。

パブリックアート散歩 - Google マイマップ
ブログ用地図

コメント

タイトルとURLをコピーしました