「浅草寺二天門」

2022.7 撮影
タイトル二天門
作者不明
設置場所東京都台東区 金龍山浅草寺
製作年1618
様式本瓦葺 切妻造り木造朱塗り八脚門
備考重要文化財

二天門は江戸初期に作られた端正な作で国の重要文化財。創建当初は随身門といわれ、豊岩間戸命と櫛岩間戸命を守護神像としていた。1884年に明治の神仏分離政策により2神は浅草神社に遷座し、代わりに鎌倉の鶴岡八幡宮から広目天と持国天の2像が奉納され、門の名前も二天門となる。しかしこの2像は、1945年に修理先で、戦災に遇い焼失してしまう。二天門は浅草寺のなかでも辛うじて焼け残った数少ない貴重な建造物であり、2神も門内にいれば助かった。

現在の持国天、増長天は1957年に上野・寛永寺から拝領したもの。二天門の額の題字は三条実美。

朱色が鮮やかで、屋根と柱のバランスが絶妙に気持ち良い。こじんまりとした、スタイル抜群の八脚門だ。

「増長天」吉田兵部藤房 – パブリックアート散歩 (publisann.com)

「持国天」吉田兵部藤房 – パブリックアート散歩 (publisann.com)

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