
| タイトル | アダムとイヴ(Adam & Eve) |
| 作者 | ジョルジュ・ジャンクロ(Georges Jeanclos) |
| 🇫🇷フランス | |
| 設置場所 | 東京都港区 麻布十番商店街 |
| 製作年 | 1996 |
| 備考 | 微笑みのモニュメント |
麻布十番に設置された「微笑みのモニュメント」のなかの一つ。フランスの彫刻家ジョルジュ・ジャンクロの作品。
ジョルジュ・ジャンクロは1933年パリ生まれの彫刻家。ユダヤ人家庭に生まれたジャンクロは、ナチス占領下のフランスで、家族と森に逃げるという過酷な体験をする。この恐怖がジャンクロの創作の原点となる。ジャンクロの作品に登場する人物たちは薄い布をまとい、互いに身を寄せ合ったり眠りについたりしていることが多い。
ジャンクロは戦後の1946年、13歳のころから彫刻を学び始め、1959年にはフランス芸術界の最高権威である「ローマ賞」のグランプを受賞。フランスを代表する彫刻家として活躍する。シャンゼリゼ通りにある、第二次大戦中のレジスタンスの英雄ジャン・ムーランを記念したモニュメントやフランス財務省の巨大なブロンズ製の門扉などが代表的な作品となる。1984年には来日し、広島の原爆の記録や鎌倉時代の仏像にも大きな影響を受けた。後に「kamakura」というシリーズも製作した。
この作品は「アダムとイブ」。樹に融合したような生命力と、原罪を身に纏った人間の儚さが滲みでるような造形。それでも人と人は寄り添う。微笑みが生まれる。
日本でジャンクロの作品を見れる場所は限られている。私はここしか知らない。麻布十番、見どころたっぷりだ。

パブリックアート散歩 – Google マイマップ
ブログ用地図

