「THE “PORCELLNO”」ピエトロ・タッカ - パブリックアート散歩

幸福の豚はフィレンツェのシンボルというべき彫刻作品。鼻を撫でると幸せになると言われている。このホテルにレプリカが設置されている。鼻が光を放つ。絶倫をアピールしているようだ。

1135年に共和国となったフィレンツェは、メディチ家が権力を振るい、権謀術数が渦巻く中、独特の文化を築いた。1600年代は、フィレンツェを中心に発展したルネッサンス文化の終末期で、メディチ家の支配の末期。文化の爛熟を迎えていた。この豚は客体というより観察者にも見える。