「牧神、音楽を楽しむの図」建畠覚造

2022.7 撮影
タイトル牧神、音楽を楽しむの図
作者建畠覚造/向井良吉/今村輝久/野崎一良/松岡阜(オリジナル製作)、建畠朔弥/鷹尾俊一(複製監修)、大塚オーミ陶業(複製製作)
設置場所大阪市北区 大阪フェスティバルタワー
製作年1958(オリジナル)、2012(複製)

大阪フェスティバルホールを擁する新朝日ビルが中之島にオープンしたのは1958年のことだった。そのビルの南側の壁面を飾ったのが、当時としては日本最大級の巨大な壁画「牧神、音楽を楽しむの図」だった。建畠覚造を中心に若手彫刻家が信楽に合宿し、力を合わせてこの作品を完成させた。

2008年末、大阪人に愛された旧ホールは惜しまれながら閉館し、ビルも解体された。新たなビルとホールを建設するにあたり、建畠覚造の長男・建畠朔弥と、鷹尾俊一が監修に立ち2012年に見事にレリーフは再建された。美しい音楽の記憶をこのレリーフも湛えている。

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