


タイトル | 楽園/境界/肖像画 |
作者 | 船井美佐 |
設置場所 | 東京都中央区 GINZA SIX |
製作年 | 2017 |
船井美佐は、1974年京都生まれの現代美術作家。筑波大学大学院修士課程芸術研究科修了。「境界」と「楽園」をテーマに製作を重ねる。線と面によるウォールペィンティングや、鏡によるインスタレーションを展開する。
この「楽園/境界/肖像画」は、画然とした格子状の線を背景に、特徴的な鏡による平面造形がたちまち心を捉える。自分も鏡に映ることで完成する美術作品。中央の円から蝶や鳥たちがモロモロと湧き散るような優雅な情景が、まるでアニメーションのように心に迫ってくる。
GINZA SIXは2017年にオープンした複合商業施設。銀座地区最大の売場面積を誇る銀座を象徴する建物であり、銀座の商業と文化を牽引する。設計は谷口吉生。アートワークにも本格的に力を入れ、最先端の作家の作品が館内に散りばめられているほか、中央の吹き抜けでは巨大な立体展示が、およそ1年間をめどに入れ替えられている。オープン時は草間彌生、その後はダニエル・ビュレン、ニコラ・ビュフ、塩田千春、クラウス・ハーバニエ、吉岡徳仁、名和晃平、ジャン・ジュリアンと、錚々たる顔ぶれ。この投稿現在はヤノベケンジの作品が展示されている。
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