「久保田万太郎句碑」古賀宏一

2023.1 撮影
タイトル久保田万太郎句碑
作者古賀宏一
設置場所東京都港区 慶應義塾大学三田キャンパス
製作年1973

久保田万太郎は1889年に浅草に生まれる。生家は足袋の製造販売。1906年に東京府立第三中学校を中退して慶應義塾に編入。森鴎外や永井荷風の影響をうける。大学在学中に小説「朝顔」、戯曲「遊戯」を発表し、頭角をあらわす。1915年には小山内薫らと古劇研究会を立ち上げる。1919年から1926年まで慶應大学講師として後進を指導した。代表作は小説では「春泥」「花冷え」「市井人」など。戯曲では「心ごころ」「釣り堀にて」など。

句碑に選ばれたのは次の句。久保田の直筆を句碑にした。小山内薫と慶應義塾への思いを込めた。

小山内先生をおもふ 
しぐるゝや大講堂の赤れんが
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