「ユニコン像Ⅱ(再制作)」三浦大和 - パブリックアート散歩

タイトル	ユニコン像Ⅱ(再制作)
作者	三浦大和
設置場所	東京都港区　慶應義塾中等部
製作年	1978

慶應義塾中等部の玄関には2体のユニコン像が屹立し、辺りを睥睨している。ユニコン像には新旧があり、こちらは新の方。旧はかつて慶應義塾大学の構内にあったが、戦災により破損した部分を修理して、中等部の玄関に移設したもの。ユニコンはもともとは対になっていたものなので、相方が新たに製作された。作ったのは慶應義塾中等部の美術教師である三浦大和。1978年の中等部開設30年を記念するものとして、慶應商工学校同窓会が製作を依頼した。

新作の方は2本ペンの慶應のエンブレムを抱えており、顔つきも若干優しげだ。心の深みを感じる。この2体の造形、誇るべきシンボルだと思う。

門の外から撮影させていただいた。