
タイトル | ダナエ(黄金の雨) |
作者 | 亀谷政代司 |
設置場所 | 東京都八王子市 片倉城跡公園 |
製作年 | 1997 |
備考 | 第18回西望賞 |
「ダナエ」はギリシャ神話の登場人物で絶世の美女。アルゴス王アクリシオスの娘。アクリシオスは、娘の子に殺されるとのお告げを信じてダナエを青銅の地下室に閉じ込める。すると、ダナエを見そめた全能の神ゼウスは、黄金の雨に姿を変え、地下室に忍びこんでダナエと結ばれる。こうして生まれたのが英雄ペルセウスでだった。この作品は、黄金の雨を浴びて快楽に身を委ねるダナエを、官能的に描いている。第18回西望賞。
亀谷政代司は1952年生まれ、愛知県名古屋市出身。長江録弥に師事。日展や日彫展などの彫刻展で活躍する。また、仏師てしての顔も持ち、日本各地の寺院に仏像を納めている。
それにしてもゼウスはとんでもない女たらしだ。妻を2度も変えただけでなく、最後の妻ヘラーの目を盗んで浮気の限りを尽くした。このサイトで紹介した、桜井祐一「レダ」や加藤豊「神話Ⅱ」などが関連作品である。
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