「スペースアイ」多田美波 - パブリックアート散歩

タイトル	スペースアイ
作者	多田美波
設置場所	神戸市中央区　花と彫刻の道(フラワーロード西)
製作年	1972、1981(設置)、2015(再製作)

透明なアクリルに穴が空いている。世界を変容させる異空間への扉のようだ。吸い込まれそうになる。

1972年の神戸市須磨離宮公園第3回現代彫刻展で朝日新聞社賞を受賞。1981年に神戸市立平天体育館よりここに移設された。長年の展示で紫外線による劣化・ひび割れが甚だしくなったので、2015年に再製作されることになる。多田美波研究所と日プラの手で再生された作品は、特殊な技術でコーティングされており、長期の紫外線にも耐えうるという。