「アルブレヒト・フォン・ローレツ先生像」西村忠

ローレツはオーストリア生まれの医師。1874年に来日し、日本に西洋医学を伝えた。山形の済生館の医学校に教頭として赴任したのは1880年のことで、1882年に帰国するまで西洋医学の要諦を山形の医学生に教授した。

このローレツ像は、フランクで自信に満ちたローレツの様子が伝わる肖像。新しい時代の助けとなった頼もしい姿だ。