
| タイトル | 海の入り日 |
| 作者 | 木下杢太郎 |
| 設置場所 | 静岡県伊東市 松川遊歩道 |
詩文は下記の通り。
海の入日
画、詩・木下杢太郎
浜の真砂(まさご)に文かけば
また波が来て消しゆきぬ
あはれはるばるわが思(おもい)
遠き岬に入日(いりひ)する
(湯川海岸の夕景)
伊東は伊豆の東海岸であり、朝日は昇るが夕日は沈まない。夕日は海の方向ではなく伊豆の山に沈む。この記念碑の絵は、伊東湾を越えて伊東の山に沈む独特の風情を醸し出している。眩いばかりに輝く黄金色の山塊に落ちる太陽と、砂に書いた儚い文字に自分の心をなぞらえ、叶わぬ思いを詩に託したのか。
キャプションには「湯川海岸の夕景」となっているが、地形から考えると杢太郎が湯川海岸にいるのではなく、伊東湾の外郭から湯川海岸を望んだ景色と思われる。
夕日の先は修善寺。越えられぬ思いが旅情を誘う。
パブリックアート散歩 - Google マイマップ
ブログ用地図


コメント