
| タイトル | ふるき仲間 |
| 作者 | 木下杢太郎 |
| 設置場所 | 静岡県伊東市 松川遊歩道 |
詩文は下記の通り。
ふるき仲間
木下杢太郎
「ふるき仲間も遠く去れば、また日頃顔合わせれば、知らぬ昔とかはりなきはかなさよ。春になれば草の雨。三月櫻。四月、すかんぽの花のくれなゐ。また五月にはかきつばた。花とりどり。人ちりぢりの眺め。窓の外の入り雲。」
田舎の親しい友人とは、付き合った記憶はいつまでも生々しいが、気づけば何年も交流がなかったりする。日々は流れ、心が通った痕跡だけが胸を支配する。伊東の松川べりを歩きながら杢太郎の詩を反芻すると、ここがまるで自分の故郷のような錯覚に陥り、見知らぬ親友がこの先の道端で待ってくれていそうな予感を覚える。戻らない青春の日々を分かち合ったあの日。友の横顔を鮮やかに思い出す。
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