「ディメトロドン」

2023.5 撮影
タイトルディメトロドン
作者不明
設置場所静岡県伊東市 小室山恐竜広場

ディメトロドンは、恐竜ではない。

両生類が陸に上がる時、まず、羊膜を持つ有羊膜類が両生類から進化した。その有羊膜類から、さらに単弓類と双弓類が生まれた。単弓類は哺乳類の仲間として進化し、双弓類は爬虫類の仲間として進化した。ペルム紀前期(約2億9,500万〜2億7,200万年前)に北米やヨーロッパで生息していたディメトロドンは単弓類であり、私たち哺乳類の側のグループの一員である。ペルム紀は、ディメトロドンなど大型の単弓類が隆盛を誇っていた時代だった。

爬虫類の歯はどれもほぼ同じだが、哺乳類の歯は犬歯や臼歯など、用途によって分かれている。ディメトロドンも複数の種類の歯を持っており、そのことからも、我々の仲間だということがわかる。

生物の歴史上、大きな絶滅は5回起こっており、ビッグ5といわれる。ペルム紀末の大絶滅は地球史上最大のもので、海洋生物の96%、全ての生物種の90%から95%が絶滅したとされる。

単弓類である哺乳類系も、双弓類である爬虫類系もそのほとんどの種が失われた。そして、次の三畳紀に爆発的に発展を遂げたのは、単弓類ではなく双弓類の爬虫類=恐竜たちの方だった。

哺乳類と爬虫類は、3億年にわたって仁義なき闘いを繰り広げてきた。次の覇権をどちらが握るかは誰にもわからない。

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