
| タイトル | 与謝野鉄幹・晶子歌碑 |
| 作者 | 与謝野鉄幹/与謝野晶子 |
| 設置場所 | 静岡県伊東市 一碧湖畔 |
| 製作年 | 1976 |
与謝野鉄幹(1873〜1935)と晶子(1878〜1942)の夫妻は、新詩社の同人である島谷亮輔の持つ一碧湖の自宅を、1930年から毎年訪れ、それぞれ多くの歌を伊東で詠んでいる。
1976年に、一碧湖の湖畔に歌碑が建てられた。説明板が添えられている。
与謝野鉄幹・晶子歌碑
初夏の天城おろしに
雲ふかれ
みだれて影す伊豆の湖 寛
うぐひすが
よきしののめの空に啼き
吉田の池の碧水まさる 晶子
与謝野夫妻は、湖畔に住む島谷夫妻の招きに応じて、昭和5年以後、何度も湖の抛書山荘に数日間の滞在を楽しんでいます。同人も伴って一緒に多くの短歌を詠み、同人誌『冬柏』に発表しています。
鉄幹がここで詠んだ歌は70余首あり、晶子は300余首をここに滞在中に詠んでいます。
鉄幹(本名は寛)の「初夏の」の歌は昭和9年6月に、最子の「うぐひすが」の歌は昭和12年3月に詠まれたものです。
一碧湖は、もとは吉田の大池と呼ばれていました。
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