「東海道五十三次保土ヶ谷宿旧帷子橋跡」

2023.4 撮影
タイトル東海道五十三次保土ヶ谷宿旧帷子橋跡
作者不明
設置場所横浜市保土ヶ谷区 相鉄天王町駅前

保土ヶ谷宿は、東海道五拾三次の日本橋から数えて4番目の宿場。1601年に開かれた。江戸からは8里9町(33km)、徒歩で7時間程度かかることになる。初めは、現在のJR保土ヶ谷駅から西へ2km程西にある元町に宿が置かれていたが、後に本陣が移動した。新しい保土ヶ谷宿は、JR保土ヶ谷駅から北の相鉄天王町駅にかけての範囲に広がり、賑わいを見せた。保土ヶ谷名物の牡丹餅(ぼたもち)を食べて、旅人たちは、東海道の最初の難関である権太坂を登っていったのではないだろうか。

この天王町駅前には、かつて、安藤広重の浮世絵「東海道五拾三次保土ケ谷新町橋」にも描かれた帷子橋が架けられていた。1951年の河川改修工事により、帷子川の川筋が100m程東に移動したため、橋の位置も変わった。この地は、往時の賑わいを彷彿とさせるような、帷子橋の旧跡として、その一部が保存されている。

パブリックアート散歩 - Google マイマップ
ブログ用地図

コメント

タイトルとURLをコピーしました