「平和の鐘」ロイヤル・アイスバウツ社

2022.6 撮影
2022.6 撮影
タイトル平和の鐘
作者ロイヤル・アイスバウツ社(Royal Eijsbouts)
🇳🇱オランダ
設置場所東京都中央区 八重洲通り中央分離帯内
製作年1989
備考日蘭修好380周年記念

日本とオランダのお付き合いは1609年まで遡る。当時オランダは1581年にスペインから独立したばかりの新興国であり、自国経済の自立のため必死だった。一方、対外貿易のほとんどをポルトガルに頼っていた日本も、ポルトガルに対抗できるちょうど良い貿易相手を必要としていた。

1600年にオランダ船デ・リーフデ号が難破して豊後に漂着。家康は、オランダ人船員だったウィリアム・アダムス(三浦按針)とヤン・ヨーステンを召し抱え、リーフデ号の船長だったクワケルナックを、交渉のためマレー半島のパタニ王国のオランダ商館に向かわせた。

オランダ総督マウリッツは、1609年に来日して家康と面会して通商の朱印状をもらい、ここから長い日本とオランダの付き合いが始まった。

この鐘の時点で380年。末長く平和が続きますように。

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