「道程」伊藤正人

2022.10 撮影
タイトル道程
作者伊藤正人
設置場所埼玉県春日部市 松実高等学園脇
製作年2001

伊藤正人は1957年、東京生まれの彫刻家。抽象性の高い石彫を製作する作家。

果てしなく続く道を転がっていく自分を黒御影石の立体体で表現したのだろうか。角張っていると転がるにもエネルギーがいる。そして、超えられそうにない切り立った階段も見えてくる。人生のちょっとした躓きや挫折や歩んできた道などを思い出した。

(作者コメント)
 街づくりに「彫刻」を取り入れることで、市民が楽しく交流できる、魅力ある「美的空間」を造るお手伝いが出来ればとの気持ちで制作しました。
 社会のグローバル化が進み激変する時代に生きる我々にとって、一寸足を止め、一日を人生を自分自身を見つめ、真の自分に返る時間が必要なのではないでしょうか。石の前で足を止め、その一時を感じて頂ければ幸いです。

「かすかべ遊学」HPより引用
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