タイトル | 茉莉花 |
作者 | 舟越保武 |
設置場所 | 埼玉県春日部市 古利根公園橋 |
製作 | 1990 |
この橋の上の風景によく映えている。舟越保武の持ち味が遺憾なく発揮されている。
(作者コメント)
身体のねじれ方によって表れる旋律の美というものが、これをつくった頃、10年間の制作課題であった。ちょうど釧路市の幣舞橋に「道東の四季-春」を作ったすぐ後であった。身体の「向き」の変化についての課題が私の中に残っていたのである。身体の「ひねり」とか「向き」というのは、身体の各部分の方向の向きがこのねじれによって少しずつ角度が変わっていく。正面の向きが変化するのである。
この像では、両足の向いている正面が少しずつ右へ向きを変えている。胸の向きではかなり右へ廻っている。俗にいえば「ねじれん棒」のねじれである。このように微妙なリズムが彫像の中に潜むこととなり、投射される光線の明暗も微妙な効果をもつはずである。
「かすかべ遊学」HPより引用
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