「着衣のポモナ」アリスティド・マイヨール

2022.5 撮影
タイトル着衣のポモナ(Pomone Drapée)
作者アリスティド・マイヨール(Aristide Maillol)
🇫🇷フランス
設置場所東京都渋谷区 恵比寿ガーデンプレイス
製作年1921

アリスティド・マイヨールはロダン、ブールデルと並ぶ近代ヨーロッパの代表的な彫刻家。ブールデルと同い年。彫刻を始めたのは40歳を過ぎてからで、女性像を多く製作した。

ポモナは、ローマ神話の果実と栽培の女神。魅力的な女神で男神たちにたいそうな人気だった。果樹と果実の男神ウェルトゥムヌスは、ポモナに求愛するため、老婆に変身して近づき、自分の良い噂を流すことで愛を射とめたという。姑息である。

このポモナは、老婆の話を信じつつあるところだろうか。微妙な心の揺れが伝わるようだ。

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