タイトル | 恵光の像(吉祥天) |
作者 | 山下恒雄 |
設置場所 | 東京都千代田区 淡路町サニービル |
備考 | 神田アート七福神 |
このサイトで紹介する神田アート七福神の最後の作品。山下の製作する人物像はエキセントリックな風貌を持つことが多いが、この吉祥天は実に穏やかな顔をしている。慈愛をたたえ、静かに立っている。
吉祥天は美と富の神。その美貌は比類なく、左手には願いを叶える如意宝珠を持っている。ヒンドゥー教ではラクシュミーと呼ばれヴィシュヌ神の妃、仏教では毘沙門天の妻なので、七福神には毘沙門天と夫婦で参加しているということになる。ただ、吉祥天に関しては七福神に入ったり入っていなかったりと準メンバーと言ってもよいくらいだ。鬼子母神の娘とされる。
山下の吉祥天女は、幸せな気分を与えてくれるような福々しいうお姿だ。
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