タイトル | 高山彦九郎皇居望拝之像 |
作者 | 伊藤五百亀 |
設置場所 | 京都市東山区 京阪本線三条駅 |
製作年 | 1928(建立)、1961(再建) |
備考 | ※初代の作者は渡辺長男 |
高山彦九郎は江戸時代後期の尊王思想家。1747年生まれ。現在の群馬県太田市の郷士の次男としてうまれる。太平記に感化され、18歳の時に置き手紙をして京都に出奔。その後、津軽から鹿児島まで、日本各地を30回以上旅して見識を深め、人脈を広げ、膨大な日記を残した。高山の尊王思想は、幕末を生きた尊王の志士たちに大きな影響を与えた。
街の人々には「土下座」として知られるこの作品は、18歳で京都にやってきた高山が、東海道の終点であるここ三条大橋で、天皇の御所の方角に向かって伏し拝んだ場面。それ以来、高山は入京するたぴにここで伏したという。
もともとは昭和3年に昭和天皇の即位の大礼を記念して渡辺長男により製作された。戦時中の金属供出により撤去されたが、伊藤五百亀の作で、1961年に再建された。
本来は18歳の高山を描くべきだが、それだと軽すぎるということで年配の高山の像になったようだ。
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