「輝く」石巻市立雄勝小学校、大須小学校、船越小学校、雄勝中学校、大須中学校(製作)/齋藤玄昌實

輝く 石巻市立雄勝小学校、大須小学校、船越小学校、雄勝中学校、大須中学校(製作)/齋藤玄昌實(原画・監修) 東京都千代田区 JR東京駅 2011
タイトル輝く
作者石巻市立雄勝小学校、大須小学校、船越小学校、雄勝中学校、大須中学校(製作)/齋藤玄昌實(原画・監修)
設置場所東京都千代田区 JR東京駅丸の内南口地下
製作年2011

2011年の東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県石巻市の雄勝地区は、天然スレート石の産地である。この雄勝石を使い、復興を願った作品が、仙台在住の画家・齋藤玄昌實と地元の小中学生により2011年に作成され、2012年に東京駅で除幕された。108枚の雄勝石を使っているとのこと。原画をもとに、子どもたちが20㎝角の雄勝石にそれぞれ彩色したものを組み合わせて製作した。

東京駅では2007年から「東京駅丸の内駅舎保存復原プロジェクト」がスタートしており、旧駅舎に使われていた屋根のスレート13万枚は、スレート石の産地である石巻市に送られ、洗浄・修復作業が行われていた。半分は作業が終わって納品し、残り半分も納品の準備をしていたところに東日本大震災が襲い、後半の全てのスレートが流されてしまった。関係者の努力により、そのうち7割が回収できたという。

この作品は、富士山の輝きに復興の祈りを込めたという。

パブリックアート散歩 - Google マイマップ
ブログ用地図

コメント

タイトルとURLをコピーしました